中高年女性の合宿免許燕中央自動車学校合宿体験記

おばちゃんの合宿免許(ちなみにAT車)

出発まで  〜  やると決めたら前進あるのみ

 合宿先選び

学ぶことはどこも一緒


「合宿」なんて言うと実に体育会系的ですが、要するに短期留学です。お勉強もしなきゃいけないけど旅行気分を味わうことも大切ですし、中高年にもなると普段の生活の質を数週間も著しく落とすことは勘弁してほしいもんです(タコ部屋共同便所&風呂、とか)。

なので、数週間とはいえ自分がそこで暮らすことを念頭に、「これだけは譲れない条件」を洗い出し、それらに優先順位をつけました。

   条件   理由  優先順位  
指定校(公認校)
公安委員会(警察)が指定した教習所の卒業証書を持っていれば運転免許試験の際に「技能試験(実際に運転する試験)」が免除されるから。つまり「学科試験(筆記試験)」と「適性試験(視力試験など。屁のようなもの)」をクリアすれば免許を発行してもらえるんです。

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卒業まで保証
教習所のプランを見ると「最短12日(+3日間保証)」ってあったりしますが、もし15日間内に卒業できなければ延長料金だのシングルルームからタコ部屋へ格下げだのペナルティーが科せられます。新しい事なんかすぐに頭に入ってこない年齢だし、とにかく「卒業までタダで面倒みてあげるよ!」って太っ腹な所じゃないと。

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シングルルーム
年取って、プライバシーって絶対に譲れなくなりました。湯上りは素っ裸でテレビ見てドアは開放のままウンコ、屁も心ゆくまで放ち放題。「素」の時間が充実してこそ、パブリックで美しいわたくしが保てるのです。

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往復交通費負担
どこも上限がありますが、関東出発で飛行機ならエコノミー、新幹線なら自由席程度だと全額負担してくれるところ。

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荷物の往復宅配便料金負担
なにしろ最短でも2週間(しかも衣類のカサが増す冬だった)。道中、でっかいスーツケース1個分だけでも手ぶらになれるのは助かりますからね。

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ウォシュレット付き
これは絶対。

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…全部最優先でした。年取ると妥協できなくなるのよね。

で、某合宿免許紹介センターに上記条件を提示したところ「全条件クリアです!」と勧められたのが新潟県の燕中央自動車学校だったのです。

 事前準備

お金払って案内書が届いて荷物は着払いで教習所に送って…



旅行気分で情報収集(クリックで開いたり閉じたりします)



年取って覚えが悪いんだから、予習しときましょう(クリックで開いたり閉じたりします)


 教習所到着時の注意



宅急便で先に送った荷物と再会したり入所手続きしたりでワチャワチャしますが、事務所の片隅でどさくさにまぎれて証明写真を撮られます。

この証明写真、「生徒原簿(学習の進捗状況とか記録するやつ。学科にしろ実技にしろ持ち歩かなければならない個人データみたいなもの)」、「合宿生特典パスポート(ホテルのレストランで飯食ったり展望風呂入ったりエステやってもらったりする際に必要な合宿生証明書。いわゆる紙きれ)」、おまけに地元での本免試験の時に必要な「仮免許証」「卒業証明書」に貼り付けられるほか、本免試験の際の提出書類貼付用としても使い倒されます。

「やっと着いたわぁ〜、あぁしんど」って早朝起床の長旅でくたびれた顔してちゃ、そのヒドイ顔写真が卒業後までつきまといますよ。

ちなみにワタクシは出発数日前に原因不明の腫れが顔面を襲い、ムックムクにムクんだムーンフェイス的なツラガマエ(しかも余計腫れると思ってほぼスッピン)で撮影してしまい、合宿中は原簿で連日、卒業しても免許取るまでは後悔の嵐でした。

        教訓  …  教習所に着いたらまず、証明写真撮影に耐えうる化粧を!!

写真、そこまで使い倒すのかよ!?



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